サスティナビリティ
Sustainability
八戸急行では、わたし達の社会的責任として自然&社会環境保全の大切さを認識し、経済社会の発展に寄与するため「人と自然へ優しい物流輸送未来」をテーマに、様々な企業努力をしています。
環境保全の対策方針
基本理念
八戸急行は、地域社会と地球の環境保全のために、積極的に取組むことが最重要課題であると認識して、環境行動指針にしたがって環境保全活動を推進します。
環境行動指針
1.法令の遵守
国・地方自治体の法規制、条例等及びその他の要求事項を遵守します。
2.環境推進活動の構築と継続的改善
地球環境にやさしい推進活動を構築し、環境負荷削減目標の設定、監査を実施し、必要な見直しを行います。
3.環境負荷の低減及び汚染予防
当社の事業活動による環境負荷を充分考慮して、下記の環境活動を行う。
(1)省資源、省エネルギー、省燃費運転
(2)温室効果ガス・有害物質の排出削減
(3)大気・水質・土壌等の汚染防止
(4)騒音・振動の防止
4.社会との共生
全社員の活動参加により、社会に貢献します。
5.教育・啓発・広報活動
環境意識向上のため、環境方針を従業員及び当社に関わる全ての人に周知すると共に、環境に関する教育、啓発活動に努める。
当社で働く全ての社員に環境方針の周知徹底(教育・啓発)を図るとともに環境活動の内容及び実績について、顧客、社会、地域への広報活動を行います。
環境保全推進活動「輸送サービス・ドライブ・ソリューション」
1.八戸急行では、物流輸送における環境配慮に積極的に取り組んでいます。車両の低公害化と燃費改善へ向けCO2やNOx及びPMの排出の削減、更には、省燃費に繋がる環境配慮車両の全車導入を果たしています。
2.全車両エコドライブを実施、アイドリング防止の為に全車両にエンジンを掛けずに冷房が稼働する装置「デバストヒーター」を完備し、積み荷の降し上げ時や乗務員の休息時などにおける二酸化炭素排出量を軽減しています。尚、10分間のアイドリングによって大型ディーゼル車では最大300ccの燃料が燃焼し、二酸化炭素排出量200グラムに至ります。
3.保有車両全車にデジタルタコグラフによる速度管理を実施するなど、車両の監視システムを一層充実させています。
デジタルタコグラフ/車両運行管理システムの導入により、危険な走行(速度超過、急発進、急減速、長時間行)無駄な燃料消費による二酸化炭素の排出を制限し(エンジン過回転、アイドリング)の監視と改善指導を徹底すると共に業務の効率化を図っています。
4.全社員の環境意識向上を図り、社員が「善良な企業市民」として地域環境保全活動、植樹活動・ゴミ拾い・雑草の駆除など環境保全及び美化に積極的に取り組んでいます。
5.環境との調和を考慮し、CO2の削減・汚染予防・エネルギー資源の有効活用・3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進を図っています。
6.排ガス規制の取組み
当社は車両全てにおいて、首都圏並びに八都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)、兵庫県、大阪府に乗り入れおよび通過する車両に関し、最新適合車への代替を計画的に実施すると同時に、装着を要する既存車両へは、粒子状物質減少装置を装着をし許可を得て走行可能としております。
※環境条例について
大気汚染の深刻化が特に懸念される首都圏や大阪などでは、「自動車NOx・PM法」による規制だけでは不十分として、新たな規制条例が自主的に制定されています。粒子状物質排出基準を満たさないディーゼル車が当該地域を走行するためには、「粒子状物質減少装置(DPF、酸化触媒)」の装着が義務づけられています。
※自動車NOx、PM法について
深刻化する大気汚染状況により、平成14年10月から施行された「自動車NOx・PM法」では、従来の窒素酸化物(NOx)への規制を強化し、粒子状物質(PM)も対象に加えて、より根本的な取り組みが始まりました。
本法は自動車交通が集中しており、従来の規制だけでは大気環境基準の確保が困難である地域を限定して施行されるもので「対策地域(窒素酸化物対策地域、粒子状物質対策地域)」と呼ばれます。
安全への取り組み
貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)認定
Gマークは安全・安心・信頼のマークです。
荷主企業や一般消費者が、より安全性の高いトラック運送事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性向上に対する意識を高めるための環境整備を図るためトラック運送事業者の安全性を正当に評価し、認定し公表する制度です。
下記の3つの評価基準項目について評価し、認定を受けます。
(1) 安全性に対する法令の遵守状況(地方実施機関の巡回指導結果)
(2) 事故や違反の状況(重大事故・行政処分の状況)
(3) 安全性に対する取組みの積極性
※八戸急行本社、宮城営業所、北関東営業所はGマーク認定を取得しております。
安全管理体制
安全管理体制を構築しそれぞれ担当者の責務を明確にし、日々安全確保に努めております。
輸送安全会議・研修会・講習会・防災訓練・その他
八戸急行全社員の安全に関する教育及び会議・研修会・講習会・防災訓練など定期的に実施しております。
・ 輸送安全会議:毎月1回・ 安全運転研修: 年2回・ 作業責任者研修会:年2回 ・ 積卸作業講習 : 年2回
・ 防災訓練: 年1回・ 有資格者の推進:年数回・ 能力向上教育::年数回
安全パトロール
定常的に作業が発生する場所では、「慣れ」は油断大敵です。八戸急行では計画的にこうした箇所を巡回し、チェックリストに基づき、随時、安全性を評価しています。改善の必要性に応じて安全対策委員会を招集し、具体的な改善策を協議した後、業務を遂行しています。
安全作業、運転マニュアル
個人の経験と勘に頼った作業は効率性も安全性にもに欠如するため排除に努めています。八戸急行では日常的に安全作業、安全運転、衛生面等に対応し徹底した5S教育(整理・整頓・清掃・清潔・躾)及び挨拶の励行、作業時の防護具完全着用の徹底を行なっております。
労務・運行管理
長時間勤務により充分な休暇が確保できないなど輸送業での労務問題が発生しないよう、八戸急行では負荷が偏ることの無いよう配車・勤怠を設定しています。勤務体制とプライベートをより充実させることで心身の健康を図り健全な業務運営を推進しています。
また、デジタルタコグラフ/車両運行管理システムの導入により、危険な走行(速度超過、急発進、急減速、長時間走行)、不経済運転(エンジン過回転、アイドリング)の監視と改善指導を徹底すると共に業務の効率化を図っています。
我が社の事故防止のための安全方針
1.安全の確保が運送事業の基本であり、最重要課題であることを認識し、全社員が同じ認識の基、徹底に努める。
2.安全の確保に大切な基本動作の実行、確認の励行及び連絡の徹底に努める。
3.運輸安全マネジメントに基づき、計画・実施・チェック・改善のサイクルを実施し、絶えず輸送の安全性の向上に努める。
社内への周知方法
1.休憩室の掲示板への掲示により閲覧する。
2.運行前に指示書による指示とその日の交通状況等、随時指示をする。
3.安全会議、社内教育で周知する。
安全方針に基づく目標
1.労働災害の撲滅
2.確認不足、漫然運転による事故の前年比5割減少
3.バック事故前年比5割減少
目標達成の為の計画
1.車内外の整理整頓、清掃と日常点検の強化を図る。
2.荷台への昇降時の脚立・踏み台の使用、保護具の着用を徹底する。
3.積地卸地への入退場及びバック時は、降車し、周囲・危険箇所及び自車の状態を把握し安全を確保する。
4.事故惹起者に対して安全再教育実施と事故の水平展開をする。
我が社における安全に関する情報交換方法
1.安全会議で日常運行の問題点、事故事例、ヒヤリハット等で全従業員で解決方法を学ぶ。
(問題に対して、積極的に取組む姿勢を作り、安全に対して意識向上を図る。)
2.各営業所との情報を交換し、目標に対して共に取組む。
我が社の安全に関する反省事項
1.休業の労災が1件発生した。
2.確認不足やわき見運転による事故が多発した。
3.運行中の荷崩れによる貨物破損事故が発生した。
反省事項に対する改善方法
1.過去の同月事故を教訓とした指導、教育をする。
2.ヒヤリハットの情報収集をし安全対策をする。
3.事故惹起者に対する安全教育の実施をする。
4. 24時間体制による運行管理・アルコールチェックの励行
アルコールチェックの励行
飲酒に関する厳格な法令が施行され飲酒運転は減少をたどっていますが、報道されているように悲惨な飲酒事故は耐えてはいません。
物流輸送に携わる当社では優良事業者として、飲酒による事故を根絶する為「輸送ドライバーソリューション」を設定し、定期的な「ドライバー会議」を実施するなど、万全な運行体制で業務に臨んでいます。携帯電話によるアルコールチェックを導入し、24時間管理体制による1日に3回の運行管理チェックを徹底しています。当社が保有する大型車輌全車にスマートフォンの「アルコールチェックシステムを搭載」しております。